アイドルと旅して山に登る

アイドルを追いかけていたら全国を旅していてついでに山にも登っていた

モーニング娘。'17 佐藤優樹バースデーイベント in 名古屋

(下書きに入れたまますっごい放置してた汗)

感想

思えばまーちゃんは最近イベントに出演していない。 コンサートや舞台では見ることはできたけど、 イベントとしては去年のクリスマスにも出ていない。 久しぶりに自由に好き勝手してるまーちゃんが見られたのがまず嬉しかった。

名古屋イベントは収録もないので比較的自由にやる傾向があるんだけど、それにしても自由すぎるだろって思った(笑) 普段の東京のBDイベントはどんななのかな。 私が行ったのなんて何故か今池ダイエーの一室で行われたハロショイベント。楽しかったけど今考えても謎なイベントだった。

まーちゃんは客席との距離が近いことを好むのかな。 客席の声を拾ったり話しかけたり。 ヲタクをステージに上げてなんやかんやするコーナーがあったけど、それが楽しかったって言ってた。 来年のBDイベントはTFMでやりたいとまで言う始末(笑)

まーちゃんはたまにモーニング娘。の曲でメンバーのことを歌う替え歌を作ることあるけど、ハロプロ伝言版で前回の船木ちゃんから、カントリーで同じことをしてほしいと言われてた。 あれ作るの大変なんだと言いつつも作ってきて、その出来上がったものはとてもメンバーのこと、グループのことがよく歌われていて良かった。 ここだけの披露なのがもったいない。 特にカントリーヲタに聞いてもらいたかったな。

あと、ファンからの質問でモーニング娘。'17を家族に例えたらというのがあって、これが面白かった。

  • 譜久村:母、いや祖母、高層マンションでふふんて言ってる
  • 生田:祖母と結婚したけど召使い的な
  • 飯窪:長女、マンガがいっぱい
  • 石田:犬
  • 工藤:隣の人、尾形が好き
  • 小田:次女、工藤が好き
  • 尾形:小田と双子の可愛い方
  • 野中:母、英語しか話さない
  • 牧野:父
  • 羽賀:川で拾った河童、祖母に育てられて人間になる
  • 加賀:長男
  • 横山:生まれたばかりの赤ちゃん
  • 佐藤:ひとりで海外に行ってる

面白いというか割とひどい(笑) でもちょっとドラマとかになったら見てみたい。 細かいことは覚えてないんだけど、ところどころ祖母が出てきていて、まーちゃんのふくちゃんが中心って感じの想い感じ取れて嬉しかった。 まあ考えすぎな気もするけど。

歌はもうちょっと歌ってほしかったなと思うけど、ソロを聴けるのはやっぱり嬉しいね。

後日追記

このイベント時に、『Tokyoという片隅』でジャンプの煽りをしたいとまーちゃんが言い出した。 これ武道館でやりたいんだけどいいかなって。

煽りは好きだしジャンプも好きなので私としては是非にと思ったけれど、実際には武道館ではやらなかった。 残念!

なんだけど、振替公演である岡山の夜公演ではやってくれた! 待ち構えていたからすぐに反応できてやりきった感あったし、やってくれたのも反応できたのも嬉しかった。

まーちゃんの煽りは本能を直撃してくる。 否が応でも昂ぶらざるをえない。 すごいよこの子は。

演劇女子部「ファラオの墓」【感想・ほぼ千秋楽】

「太陽の神殿」の最後とそのひとつ前、 「砂漠の月」の最後を見てきた。

初回鑑賞後の感想はこちら。

tanotano-life.hatenablog.jp

アンケスエン

わからないと言ったアンケスエンのことがわかってきた気がする。

彼女は普通の女の子であり、普通の女の子のようになりたかったんだろう。

サリオとの出会い。 彼への口づけは、生まれる前から(だったかな)決められた許嫁や父への反発からの勢いでしてしまったことではなかろうか。 しかし、勢いであれ初めてしてしまったことへの動揺と、奴隷とは言え美しくもどこか品のある男に惹かれるものがあったのか。

許嫁に縛られ、それならいっそ誰も愛さないと言ったものの本当は普通に恋をしたかったのだろう。 そして唐突に恋は始まってしまった。 一度走り出したら恋心というのは止まらないのだろう。今まで無意識で抑えていたのもある。

ネルラにウキウキとサリオのことを話すアンケスエンのなんと可愛いこと。

ラストシーン

「ナイルキアのように愛する者の手で殺されたかった」

最初見た時にそのように感じてしまったけど、それはやはりその通りなんだろう。 でもそれだけじゃない想いも感じとれた。 平和を願う心も、ナイルキアの遺志を果たしたかった想いも。

平和を願うことと誰かを愛することは同じレベルで共存しうることなんだろう。 なんだかつんく♂さんの歌みたいだ。

ナイルキアに殉じると言ったけど、本当に彼女のような恋がしてみたかったのかもしれない。

よくわからないところもある。 アンケスエン本人もわかってないところがあるのでは。 ただこうするしかなかった、こうしたかったという想いが最後のナイルキアとの対面で触発されて身体を動かしたんだろうか。

スネフェルとアンケスエン

2人は嫌い合っていたわけではないように思う。 意固地というか。

スネフェルがたびたびアンケスエンのもとを訪れて気を引こうとしていることの、なんと不器用で可愛くて、素直に接することのできない愛おしさ。

そんな素直じゃないスネフェルなものだからアンケスエンも素直になれない。 そうやって今更引くに引けなくなった2人が物語の根本にありそう。

だいぶ前に通りすぎてしまった分岐点、そこで違う方に歩いて行けていたら、2人が結ばれる平和なウルジナもあったんじゃないかと思う。 だって絶対、スネフェルはアンケスエンのこと好きだったよ? ナイルキアの恋を応援したのも、 スネフェルにも愛を知り幸せになってほしかった願いもあるのかなって思ったりした。

ラストシーン、自分を庇った時と息絶えた時と、スネフェルは「アンケスエン」とただ呟く。 その胸に去来する想いはどんなだったのかな。 哀しいな。

アンケスエンとナイルキア

アンケスエンがナイルキアに話す時はいつも同じ高さの目線になって語りかけていた。 仕える人はみんな年上(たぶん)、 友だちもいない、 そんな彼女に可愛らしい妹のような存在ができたのは嬉しい出来事だったんじゃないかな。

ナイルキアはアンケスエンを変えた。 美しいハープを弾き、キラキラと輝き、恋心に頬を染め、愛する人同士が憎しみ合うのを憂い止めようとする、輝くナイルキアがいなければアンケスエンは最後に命を懸けてもとは思わなかったのはのでは。

ハープと言えば、ナイルキアは劇中何回かハープを演奏するけど、そのどれも音色が違う。 具体的に何が違うのかわからないけど、心情により弾き分ける野中ちゃんはすごいなと思う。

主従関係

やはり私は主従関係というものが好きだ。

アンケスエンとネルラ、スネフェルとルー、イザイとサライ。もうそれぞれにときめいてしまう。 従がみんな主の感情に寄り添ってるのが本当に良い。 主が従に気を止めることは少ないけど、いるのが当たり前で、でも頼りにしている、お互いの自然な関係が堪らないく良い。

ネルラは小さい頃からアンケスエンと一緒にいたのだろう。 お互い、友だちにも近かったのでは。 そんな2人のやりとりはとても小気味良い。 それでも主従があるのがいいのである。 サリオに恋するアンケスエンに最初は良い顔をしていなかったのに、お互いがいい関係になると主人の恋に胸を踊らせつつも見守る立場になるの良い。 2人が愛を歌った後にアンケスエンに従い去る間際、笑顔でサリオキスに会釈するネルラが良い。

ルーはいつからスネフェルに仕えてたのかな。 この2人も長いのだろう。 皆が恐れる蛇王に、畏れることはあっても恐れることなく心から仕える。 そんなルーの存在がスネフェルにもありがたかったのだろう。 どこの馬の骨とも知れない女が主の前に唐突に表れても、主が心を許せば自分もまたそれに倣う。 スネフェルが偉そうならルーも偉そう、スネフェルが動揺すればルーも動揺する。 そんなルーがとても愛おしい。 サリオとスネフェルの初対面で剣を持ったサリオからサッとルーを庇う、そんなところち2人の良さが垣間見える。

サライはちょっと子分感が強い(笑)。 強く毅然としたイザイを慕い敬い憧れ、この人にどこまでも着いていこうする。 そんな風に思える人がいるのは幸せなことだと思う。 イザイもとても頼りにしている。 あと、サライは嫌がる奴隷を従わせる立場にいるので、奴隷からの印象はそれほどよくないのだろう。 酒を一緒に飲もうとしても無視されたり。 そんな彼もウルジナ兵などからは奴隷を守ったりしていて素敵なんである。 無視されても不貞腐れることなくただ寂しがる、そんなところが良い。

みんな可愛い

こんなに登場人物のみんながみんな可愛いと思ったことはない。 具体的に挙げていくとキリがないけど、 そんな魅力的なキャラがたくさんいて、 それをみんながよく引き出していたのが良い。

歌の説得力

歌が良いと妙に説得されてしまうところがある。

石田さんはコンサートだと、良いところはあってもそれほど歌が上手い部類にいるわけではない。 ところが舞台になると一変する。 今回は過去最高というか、もう何もかもすっ飛ばした凄みがあった。

この舞台で最高の歌を歌ったのは石田さんだろう。 太陽編が良かったという人が多いのは、こういうところにもありそう。

他にもアンケスエン。 彼女の気持ちは何度も書くけどわからないところがある。 でも最後の歌は、そのいろんな感情がないまぜになった響きがあって、最後の行動へ繋がっていく迫力があった。

あとはイザイか。 ただただ力強い。 鷹が立ち上がるところもケス大臣を殺したところも、その熱い感情がまっすぐ突き刺さってくるの素晴らしかった。

モーニング娘。にはこれからも「ごがくゆう」のような演技のみの舞台ではなく歌を交えたミュージカルをやってほしい。

最後に

なんだかんだ見終わってしまうと、良かったなあと思える舞台だった。 今回の感想は演者ではなくキャラクター寄りで書いたけど、そういう風に書いてしまうくらいに、みんな良かったと思う。

また来年も舞台がみたい。 どぅーがいなくなってまた雰囲気は変わるだろう。 楽しみだ。 でもやっぱり人の死なないのがたまには見たい。

演劇女子部「ファラオの墓」【感想・初回】

モーニング娘。'17がメインキャストの舞台「ファラオの墓」を見てきた。 「太陽の神殿」「砂漠の月」それぞれの初演を。

いい舞台だと思う。でも???な部分も多かったり。

ネタバレ全開で感想を書きます。

原作との違い

コミックス4巻分を約2時間にまとめるのだから違いがあって当然。 そのまとめ方が、ちょっと私の好みではなかったように思う。

エステーリアとウルジナ、2国が滅ぼし滅ぼされの関係にあり、基本的には憎み合う間柄。 なのにそれぞれの国の姫だったり王子の婚約者が互いの国の王や王子と愛し合う関係になってしまった。 その愛憎のせめぎ合いが苦しくも悲しい、この物語の核だと思っていた。

舞台ではその「憎」の部分が薄れ、「愛」に偏ってしまっているように感じられた。 それはそれで良いのかもしれない。 でも、なんで?と思う部分も多々あった。

原作をベースに観劇したので、その違いに戸惑いながら最後まで見てしまい、 そのせいか変に先読みをしてしまい、 違和感を抱えたまま登場人物の感情の流れに追いつけずに終わってしまったところがある。

2回目の観劇、「砂漠の月」の初演では、それを前提に見ていたので良いのだけれど、 やっぱりわからないなあと思うところも残った。 それが個人的に問題。

なぜなら、その大部分がふくちゃん演じるアンケスエンの最後の行動と言葉だったから。

アンケスエン

アンケスエンはウルジナ国の高官メネブ神官の娘であり国王スネフェルの婚約者。 その彼女が敵国(というかスネフェルが滅ぼしてしまった国)の王子を一目惚れ的に愛してしまった。

そう、まさに一目惚れ。 2人は結果愛し合うわけだけど、ちょっとそこまでの流れが弱いように思えた。 さっき愛に偏ってしまったと書いたけど、たまに大事なところもすっ飛ばしているようで、 このアンケスエンとサリオキスの関係もそう。

スネフェルとナイルキアは、互いの正体を知らぬまま出会い、弱みを見せ合い、共感し惹かれ合う。 再開し愛を確かめ合う。 とても自然だし感情移入もしやすく、良いシーンだった。 この2人の逢瀬のシーンはこの舞台で最も好きなところ。

比べるとサリオキスとアンケスエンは惹かれ合う理由が弱い、 気持ちがついていかなかった。 でもそこまでならまだ良かったのかもしれない。 問題はラストシーン。

ラストシーン

サリオキスとスネフェルの対決。 憎み合い殺し合う2人。

しかし兄と愛する人が憎しみ合うのを憂いたナイルキアの想いを受け継ぎ、 スネフェルを庇ってサリオキスに刺されてアンケスエンは絶命する。

そこで、憎み合うのをやめ和平をとアンケスエンは訴えるのだが、 私には「ナイルキアのように愛する者の手で殺されたかった」、そのように聞こえてしまった。 そこでアンケスエンのことが全然わからなくなってしまった。 私だけでなく、そのように受け取った人も多いみたい。

原作では繊細で気高く誇り高いアンケスエンが、 舞台ではどうにも弱々しく感じてしまう。 主体性や決断力に乏しく状況に流されているよう。 そんな彼女だからこそ、最後の庇ったシーンでも上で書いたように感じてしまったのでは。

いろいろと良い舞台だと思うけど、特にこの一点のおかげでモヤモヤしてしまった。 特に私が譜久村推しというのもあってなんともスッキリしない。

誰も愛さないと言ったアンケスエン、 誰にも愛されず愛することを知らなかったスネフェル、 似ている部分もある2人、 この辺りもう少し掘り下げれば、アンケスエンにももっと深みが出たろうにと思う。

演者

全員書くと大変なので気になったメンバーを。

譜久村聖

アンケスエンについては上に書いたけれど、 演技・歌に関しては特にあれこれ言うことはない、良かったと思う。 まだまだ序盤、奴隷として対面したサリオキスに恋してしまいキャッキャしている姿は新鮮だったし可愛かった。 歌、ラストシーンで愛を歌うのだけれど、良い歌を聞かせてくれている。

ふくちゃんは基本的に「お姫さま」な役が多い。 今回もそう。 続11人いる!では王さまを、これまでと全く異なる役を演じきってくれたけど、 ふくちゃんはこんなこともできるんだ!とえらく感動した。 もっといろんな役を見てみたい。 これもふくちゃんのイメージなのかな。 これらを払拭出来る日がくると良いな。 出来たと思ったんだけどなあ。

佐藤優樹

これは難しい役だ。

物語の語り部であると同時に役も演じているのだけど、 それが何者なのかよくわからない。 エステーリア王妃の侍女でありサリオキスを救う役ではあるのだけど、 ミステリアスすぎて最終的には裏切るんじゃないのかなと思えるくらいよくわからない雰囲気をまとっている。

はっきり言って完全に浮いている、感情が見えづらい。 そして滑舌が良くないのに語り部。 まーちゃんとしては最も苦手とするタイプじゃなかろうか。 これは演出家さんに相談するのもうなずける。

野中美希

フィラメントヴィータから始まり、 順調に役を獲得している感じがとても気持ちが良い。 推されるタイプではないように見えるけど、 それでも前にどんどん出てきているのはそれだけ実力が伴っているから、 伴ってきているからなでしょう。

歌に演技にハープに、どれも良かった。 個人的にはまだ互いの正体を知らぬ幸せな一時を過ごすスネフェルとの歌がとても良かったし好き。

サントラCDの完全版が出るなら、ナイルキアのハープ演奏もぜひ収録してもらいたい。

石田亜佑美

素晴らしい。 何から何までスネフェルだった。 ああ、スネフェルってこういう人だよねと自然と思える。 横柄で高慢、愛されない寂しさと愛する人をできた穏やかな一時、 諦めと狂気、 いろんな表情を多彩に見せてくれる。 石田さんの演技、好きだなあ。

「太陽の神殿」編では舞台全てを統べる存在だった。

これからも舞台が続くなら、来年からはあゆみちゃんが座長になるんだろうな。

工藤遥

ふくちゃんが「お姫さま」ならハルちゃんは「少年」。 何を演じても少年感が出ている。

そのまっすぐさがサリオキスに合っていた。 どぅーがこれまで演じた中で、見てきた中で一番ハマっているように見えた。

生田衣梨奈

とても良い。 ハマってる。

演技や殺陣の最中にアクロバットが入るのだけど、それが結構自然なのである。 よくマンガやアニメで戦闘中に無駄に(?)くるくる回ったりすること多いけど、まさにそれ。 でもそれが自然にできてるのがすごい。 これまでの鍛錬のおかげでしょう。

コンサートでアクロバットするのは正直反対なのだけど、それが活きてるのがいい。

あと歌もとても良かった。 鞘師さん卒業後からコンサートで歌う機会も増え、そこから堰を切ったようにぐんぐん良くなってる。 やはり歌わせるのは大事だと思う。 ふくちゃん、小田ちゃんに偏りすぎ。

飯窪春菜

これまでの舞台でも、大きな役ではないけれど毎度評判の良い演技をしている。 今回も本当に良いキャラを演じている。 ソロ歌唱もがんばってます。

飯窪さんには、そろそろ主役クラスの役を演じてもらいたいな。 演じさせてあげてほしい。

横山玲奈

恐れ入った。 ほんの1年足らず前は普通の女の子だとは思えないほどの舞台度胸。

主にギャグパートを担うといっても良い立場だけど、 しっかり笑いと取っていくし、 この子がでたらきっと面白い、短い時間でそう思わせてしまうのすごい。

その他

ハロプロ研修生、演劇女子部はセリフもほとんどなくて完全にモブだった。 石井杏奈ちゃんを見た記憶がない。 もう少しなんとかならなかったのか。

元宝塚のお2人はさすがすぎて言うことがない。 こういう人達が脇を固めてくれると舞台が引き締まる。

まとめ&その他

ところどころ割と真面目なシーンの裏で何人かがちょっと面白いことをしていることがあるんだけど、 そっちが気になっちゃって真面目なシーンの方のセリフがなかなか頭に入ってこないことが幾らかあった。 面白いんだけど、それってどうなのかなって思ってしまった。 面白いんだけど。

気になるところは多々あるけど、いい舞台だったしまた見たい。

それはそれとして、そろそろ誰も死なない舞台をやってくれないかなあ。 人数も多いことだし群像劇とか見てみたい。